“10 for 10” ~令和7年度に向けて~

十色舎代表の福井です。
当社では、全職員を参加対象とした全体会議として、 毎年2回、創業月の9月と新年度を迎える前の3月に開催しています。
今年も、先週3月22日(土)の午後に、令和7年度に向けたキックオフ社員総会を行いました。
<社員総会について>
といろきっず保育園、CYS school、給食室(といろキッチン)、法人本部、そして4月から新しく2園開所するhareirokids保育園、それぞれに所属する職員が一堂に会する貴重な半日間。
年々職員数も事業所も増えており、参加者100名を超えるまでになりました。
総会のコンテンツは会社の方針によって毎回策定されますが、主なねらいは以下の通りです。
●普段の職場から一歩離れて、 会社や仕事、自身のキャリアと向き合える機会づくり
●各部門・事業所間連携、交流
●方針・ビジョン・価値観の共有
●会社の経営方針プレゼンテーション(代表より)
●職員間の親睦機会づくり
●最近入社してくれた職員・入社予定職員の歓迎機会
特に、次年度に向けて3月に開催するキックオフ社員総会は、一年間を振り返り、次の一年間に向けた方向性を職員一同で想いを共にし進んでいくための重要な恒例行事になっています。
令和5年度のテーマは、 会社と事業部と各園と個人のベクトルを同じ方向づけするメッセージを込めた「共観」でした。
令和6年度は、 生成AIの出現やVUCAと言われる今の時代に、会社として永続的成長を目指していく 「ゴーイング・コンサーン」の意義をテーマに取り上げました。
そして、令和7年度に向けた今回は、職員一人ひとりの主体性がより発揮され、仕事が楽しいと思えるような会社へもう一段レベルアップしていきたい。 そんな想いを込めたコンテンツで総会内容を構成しました。
今回の総会テーマは 「10 for 10」。

ワンフォーオール、 オールフォーワンという考えを少しもじって表現しました。
まずは代表の私より、中期経営方針の発表。


10周年を迎えた法人としての歴史と現在地点、そして次年度以降に見据えている中長期的な方針についてお話しました。
その後は各事業部の令和7年度事業方針発表。一年間の振り返りとともに、良かったことだけでなく課題を明確にし、次年度どのように取り組んでいくかが次々と具体化されていきました。





続いて第2部は、「組織開発を加速させる”個の主体性“」と題して、職員が個々に仕事、職業、組織といったものに俯瞰して向き合う講義とグループワークを織り交ぜた全体研修を行いました。

いかに保育者という仕事が魅力に溢れているか。
このチームの一員、組織や会社の一員として、自分はどんなふうに仕事を「楽しみたい」か。
そして、この一年間、それぞれに何を目標に「まず、やってみよう!」とチャレンジしていきたいか。
普段の現場から一歩離れて、改めて私たち自身が私たちの仕事に誇りを感じることができた、そんな貴重で有意義な時間になりました。
最後の第3部は、所属ごとのテーブルに分かれて、「令和7年度スローガン」策定のグループワークと発表を行いました。
毎年度、キックオフ総会のたびに話し合って決めていますが、どの園・教室・部署も、「軸は同じだけどさらに・もっとこうしたい!」が加えられたような、アップデートされたスローガンが発表されました。

当日の午前には各園・各教室で卒園式があり、新園であるhareirokidsの2園は保護者様向け入園説明会がありました。
その後の4時間、皆疲れていたはずですが、集中して最後まで、そして楽しくいきいきと!建設的で主体的なディスカッションがなされていました。
また一年間、現場が楽しく「子ども一人ひとりの最善の利益」のために働けるよう、法人全体としてさらなる土台作りに努めてまいりたいと思います。
100名を超えてくると、さすがに人数が多すぎて全体記念撮影ができませんでしたが、参加してくれた皆さん、本当にお疲れ様でした!